なぜか動物に厳しい湯島、ほぼ江戸時代な上野2
街歩き上野～湯島編の続きです。前回はこちら↓
街歩きについてはこちら↓
引き続き湯島の路地裏
上野動物園が近いため、このへんを歩いていると、いたる所にパンダの絵や人形があって可愛らしい。
あっあそこにもパンｄ…
なぜ茶筒に取り込まれる寸前のパンダが…！？
「みんな逃げて…！私の意識が完全に茶筒に取り込まれる前に…！！」
なんなの！？このあたりは動物に厳しいの！？
でも茶筒に取り込まれたとして、逃げる必要はあるのかな…茶筒アタックとかしてくるのかな…と、動揺していたら、後ろから男性の話声が聞こえてきた。
「あ、ここのかりんとう美味しいんだよー。
ちょうどいい甘さでさー。」
このお店、かりんとう屋さんなの？なんで店の前に自我を失う寸前のパンダ置くの？
まんまと入店し、買ってしまった。私は、通りすがりの人の言うことを無条件で信用してしまうふしがあるのだ。
しかし、まさに男性が言っていた通り、ほどよい甘さで大変美味なかりんとうであった。しかも、最近オープンした銀座店のかりんとうを一袋おまけに下さった。
ここ湯島店のかりんとうは昔ながらの硬めのもので、こちらも美味しいのだが、銀座店の方は食べた瞬間に感動してしまった。かかっている飴が薄く、さくっと軽い噛み応えで、かりんとうの概念を覆す現代的な美味しさなのだ。和菓子好きでない人にも好まれそうだ。
「かりんとう ゆしま花月」
湯島の方のお店
http://www.karintou-kagetsu.com/
「銀座 鏡花水月」
銀座の方のお店
http://www.karintou-kagetsu.com/ginza/
銀座店は、GINZA SIXの中に入っている。
私が食べて感動したのは、ここの商品一覧の一番左「こはく」という、丸いかりんとう。
散歩していて思いがけず、感動して人にお勧めしたくなるほどに美味しいものに出会えると嬉しい。
そして、私がパンダを取り込む茶筒だと思っていたものは、かりんとうの入れ物であることが分かった。誤解して申し訳なかった。自我喪失パンダの必殺技は、茶筒アタックではなくかりんとう入れアタックだった。お詫びして訂正致します。
レトロ看板好きを悶えさせる湯島
何だあの変なビル！？壁にビルの名前が書いてあるぞ なになに
”into the fashion Lafee(ラフェー)”
into the fashionって何…？そのファッションの中に？なんとかビルディングとかじゃないの…？
しかし、こういう街の看板は、私のようなレトロ好き人間の気持ちを悶えさせてくれるものが多い。
ほらもう、まんまと好き…！全くおしゃれじゃないおしゃれが、一周回っておしゃれ。
若衆Bar「化粧男子」も気になって調べたのだが、閉店していた。江戸時代の陰間茶屋をイメージした、男の娘バーだったらしい。惜しまれる。「つくしビル」のフォントも無駄にドラマティックでいいなあ。
突如現れた不思議な神社
更にふらふら歩いていると、うおっ！？？なんだあれ！？
神…社…？
入ってみた。
おおお本当に建物の中に神社が！
でも途中から天井がなく、イチョウの木が空に伸びている。
か、かっこいい…！ 不思議な神社…！
「箭弓稲荷神社（やきゅういなりじんじゃ）」
2本のイチョウの木は、徳川家光公より送られたもの。
なぜ、いつから建物の中にあるのかは、調べても分からなかった。
下町に来たら老舗の和スイーツははずせない絶対にだ
箭弓稲荷神社にお参りした後、小腹が空いたのでお茶できる場所を探す。本当は、みはしのあんみつが好きなのでみはし本店に行ってみたかったのだが、大行列だったため、こちらのお店へ。創業100年以上の老舗甘味処「みつばち」さん。
「みつばち」
明治42(1909)年創業の甘味処。小倉アイス発祥の店。
小倉アイス、今まで食べた中で一番あんこ寄りだった。今まで食べたものは、小倉あんが入っているアイスクリームで、こちらはあんこをほぼそのままシャーベットにした感じでさっぱりしている。本来の小倉アイスは、こうだったのか。あんこ好きは大好きなはず。
おまけ・私のお仲間におすすめするこの場所！
ちなみにこの日のメインだった、上野の下町風俗資料館は、好きな人には完全に最の高の施設なので、「下町風俗」という言葉を聞いて心に疼きを感じるタイプの人は行った方がいいと思う。
こんな感じで、昔の長屋が原寸大で再現されており、部屋の中に入れたりもするのだ。
売店で買える図録も、カラー写真たっぷりでおすすめ。参考までに目次を載せておく。
(おまけのおまけ)
後日友人が、銀座に行った時に鏡花水月のかりんとう詰め合わせを買ってきてくれた。嬉しい！
おすすめは、真ん中の真ん丸い「こはく」。
その時のパッケージが期間限定のもので、これなんだが
現代の銀座６丁目を、江戸の人々が行きかっているというイラストだった。なんて私得な。可愛すぎて保存してある。
前回の話↓
コメント
今回もブログ楽しく読ませていただきました(^o^)
パンダ、シュールで笑いました(^^)
かりんとう美味しそう～
わー!
下町風俗資料館、行きたい～(*^_^*)
レトロ感満載ですね！
非日常的で最高です(*^^*)
パンダの置物と一緒に写真を撮る→かりんとう食べながらブラブラ→下町風俗資料館
いつか実行したくなりました(*^▽^*)
カマタさんの街歩きは、行ってみたい場所の参考になり、また、内容も面白いので毎回楽しみに読ませてもらってます(o^^o)
カマタさんの街歩きを読んで、休日には近所をブラブラ歩いてみるようになりました!
そうしたら、好みのお店や公園など、色々見付けました(^-^)
車では何度か通っていたのですが、実際に歩いてみると意外な発見があり、楽しかったです！
これからは近場だけでなく、色々な場所を歩いてみたいなと思いました(^^)
街歩き、私も趣味になりそうです♪
きっかけを作っていただいて、感謝感謝です(o^^o)
次回もブログ楽しみにしています♪
パンダ
たしかに取り込まれてるw！とっぷり感凄いw！
腕の表面はビロードですかね？座れそう 2人ぐらい いや 折れるかな…
かりんとう入れアタック
腕のビロードを飴で硬化、対象を殴打…
すみません 面白いの思い付きませんでした！
こはく 覚えました！ いつの日か必ず食します！(⌒Д⌒ )
レトロ看板
いろんなお店があるんですね~！
化粧男子 陰間茶屋！面白そう…でも一人での入店はちょっと…別世界に連れてかれそうでちょっと恐ろしい…！きっと妖艶過ぎる…！
つくしビル ヴィブラステップ(水戸黄門opのカッーて音の楽器)を連想
もし潜入なさるならお気をつけて！
箭弓稲荷神社(iOSでサッと変換出来た…かなり有名？)
内部に二本の銀杏 妖しくていいですね~！ 狭いけどそこがいい！
秋は秋で黄色になっていいんだろうな…
そうそう あんまり関係ないんですが
京都大原の阿弥陀寺 いいですよ~
石垣の上からはみ出してるのに
無理やり立てた感じの建物があったりしましてね…
ちょっと中華風の門だったり…
一面木々尽くしですし…
東京からは遠いかもしれませんが 楽しいですよ！（≧∇≦ ）
お勧めします！ちょっと似た印象を受けましたので！
小倉アイス
あんこ がコア なのではなく
あんこ と アイスクリームが混在(あんこ濃度高め)
ということですか！？
たしかにサッパリして美味しそう！メモしました！
下町風俗資料館
そのタンスが好きです！(細かい)
絶対出し入れ楽しいやつですよそれ！(どうでもいい)
取っ手の形、引き出しの重み…それぐらいの古さがベストだと私は思うんですよ！(至極どうでもいい)
まぁべつにタンスオタクではないんですが…
…失敬…
長屋かぁ…昔住んでたらしいんですけどね 全然覚えてないんですよ！
住み心地良さそうですね…でもちゃぶ台返ししたら絶対誰かにご飯かかりますねこれ…逃げられない広さですよ…(依然どうでもいい)
銀座6丁目イラスト
可愛い！違和感皆無！よく浮世絵とか研究されてるんだろうな…
タクシーとか自然にありすぎてフフッってなりました！
本当にいろんなところがあるんですね！少し驚いてます！
次回も楽しみにしております！
ですが 最近 花粉 すごいらしいですね
自分はヒノキなのでまだ大丈夫なんですが
スギの友人はズビズビみたいです
不可抗力かもしれませんが お気をつけて！
それでは…また…
Twitter拝見しました…
あのパンダ…最初っからああいう像なのではなく…
＿人人人人人人人人人人人人人人 ＿
＞ かりんとう入れの着ぐるみ!! ＜
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣
だったんですね！ エェｪ(ﾟДﾟ)ｪｪｪ
今はその中にパンダのぬいぐるみが入っていると…
以前は若旦那が入ると…いう訳ですか！
得心しまs..いやしませんよ!! 若旦那が入るて！
ジャミラじゃないですか！やっぱ茶筒みたいだし！茶ミラかよ！
(咳払い)
面白いお店ですね…いつか東京に行ったら必ず寄ります！
二度目の投稿失礼しました。それでは…
町歩きがご趣味とは素敵ですね。私は地方暮らしなので車に乗っての移動ばかりで歩くこともなく。引っ越しも、２０年前に数百メートル先の家に引っ越しただけで体がついていかずトラウマに。よってカマタさんのご趣味は自分には無いものなので興味深く拝見しております。
でも最近、旅行先妄想（旅行行くって決めて計画立てたり調べたりするやつを無駄に夢中になってするやつ）が楽しくて、引っ越し先調べるのが楽しい…ていうのもこういう気持ちなのかなと想像しています。
かりんとう、上野店の筒パンダも見たいけど銀座SIXのも欲しくなりました。買いに行きます！
趣味名がつくと趣味として認識される。そうですね。「カフェめぐり
」とか「利きハーブティ」とか、人が趣味として言ってるの
見た時は へーそんな趣味が、くらいにしか思わないのに、「自分のこのトキメキに名を与えるとしたらコレって…私、趣味なの？！」と気づいた瞬間におめでとうと言いたいですね