湯島天神からの驚きのうさぎやカフェ

湯島で打ち合わせがあったので、帰りにまた上野の方まで歩くことにした。

まずは、湯島天満宮にお参り。平日でお祭りでもない昼間なのに、こんなに屋台が出ているものなの？
私をワクワクさせてどうするつもり？

打ち合わせ中にも盛大に腹を鳴らずほどの空腹だったので、腹ごしらえをすることに。
行ってみたかった、どらやき発祥の店「うさぎや」のカフェへ。

大正時代に日本で初めて、今のカステラ2枚で挟むスタイルのどら焼きを作った店らしい。それまでのどら焼きは、一枚の皮にあんこを乗っけて端を折ったものであんこがむき出し、生地も薄くてカステラっぽくはない、どちらかというときんつばに近いものだったそうな。知らなかった。

「うさぎやカフェ」大正2年創業の和菓子屋「うさぎや」のカフェ。
本店ではなく、少し離れた場所にあるカフェの方。あれ？予想よりずいぶん現代的な外観だ…。

しかしこの後、もっと驚くことになる。

「うさどらフレンチ焼き」を注文。甘い匂いでおいしそう～。だけどフレンチって…？
いただきまーす！

…！！
見た目と味が全く違う！

皮が完全にメレンゲたっぷりぷわっぷわのフレンチトーストだ！！

味も食感もほんとに完全にフレンチトースト！ご家庭のフレンチトーストじゃなくて、流行ってる方のほぼメレンゲでできてるぷわっぷわの方のやつ！ 焼きたてで温かくて、餡もなめらかで美味しい。

「うさぎやcafe」
http://usagiya-cafe.com/
和菓子屋「うさぎや」の、できたての餡のおいしさを味わえるカフェ。

美味しい…けども。

見た目が完全に、今までの人生で1万個くらい食べてきたどら焼きそのものなのに、味だけフレンチトーストで脳が驚いている…。

別に脳を驚かせたかったわけじゃないんだ…どら焼き発祥の地の、伝統的などら焼きが食べたかったんだ…。

ということで、カフェを出て元祖「うさぎや」の方へ向かうことに。

あと1万個はちょっと言いすぎました。生まれてこの方、平日は必ず1食どら焼きみたいな計算になってしまった。ジャンキーかよ。

うさぎや本店

はいこちらがうさぎや本店。屋根の上のうさぎかわいっ

「みつばち」といい「うさぎや」といい、明治～大正のネーミングセンス可愛い。
江戸時代の「十三や」のセンスの方が、よりそそるけど。
「みつばち」についてはこちら↓

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2019.03.05

「十三や」はこちら↓

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2019.02.27

「うさぎや」
http://www.ueno-usagiya.jp/
大正2(1913)年創業。どら焼き発祥の店。

店内には行列ができていたが、それに加えてなぜか店員が何人も、慌てた様子で奥から出てきてざわついている。

店員「そちらに並んで下さい！どら焼きの数が残り少なくなりましたので。」

なるほど、あと少しで売り切れだからか。ダメ元で並び、私の番に。

店員「あとお1つになりますが、いかがいたしますか。」
私「！！じゃあ1つ下さい！」

私のために残っていてくれた最後の1個がまだ温かい。愛しい…。きっとこの子を幸せにしてみせる…。
この時時間は平日の17時。土日ならもっと早くに売り切れてしまうと思うので、行かれる方は早めの時間帯に。

しかしまだまだ空腹で、がっつり食事をしたい。ということで、行ってみたかった老舗の洋食屋「黒船亭」に向かうが、40分待ち。無理…この状態で40分無理…待つ人が座る用の椅子とか食べちゃう…。

でも他に知ってる店もないし、どこに行こう。

つづく！

ところで、前回の記事で動画が見られないって方がいらっしゃいました。すいません～！
今の所原因が分からず…💦ちなみに、こちらの記事の動画は見られますか？↓

キモい！！でも好き！！！！！沼津港深海魚水族館3

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